なおの日記

日記です

短期トレードのメンタル管理

人の心は恐怖をどう対処するかに特化しています。

恐怖を感じると心拍を上げて逃げたり闘ったりする準備を体が勝手にします。

これをストレスと言うらしいんですが、投資においてもそれは一緒です

 

投資において人は「損をしたくない」という恐怖と戦っています。

なので損と利益は断然損に注目してしまいます。

 

例えば100で買った場合の人の心の動き

 

時間 価格 含み損益 増減 心理

1  100   0    0  

2    90  -10    -10  損した

3    80  -20    -10  損した

4    90  -10           +10  損した

5  100     0           +10  戻った

6     130   +30           +30  儲かった

7  120      +20            -10  損した

 

人の心は損する事に過剰に反応します。

時間4は時含み損が減ったにも関わらず損していると思っています。

ところが時間7の場合はスタート時より儲かっているのにも関わらず損をしたと感じます。

人の心は含み益が減った時も損をしたと感じ、そこで勝負をやめてしまう方が多くなります。

 

含み損を抱えている時は損を認めたくないと確定を遅らせて、

含み益を持っている時はそれを減らしたくないという心理が働きます。

要するに短期トレードは人が損するように出来ているんです。

 

短期投資で大事な事は本能にさからい機械的に含み益に耐え、含み損を迷うことなく切る事です。

ルールを決めてトレードをし、結果に対して改善を重ねる。

これの繰り返しです。

 

これが完璧に出来る人が短期投資で利益を出せる方です。

 

簡単に思えますか?